京都市山科区は京都市内でも東側に位置する区で、山々に囲まれた自然豊かな土地に住宅街が広がる、比較的穏やかな地域です。
登山や散策が楽しめるほか、さまざまな名所や旧跡、寺社仏閣が残っており、住まいとしても観光地としてもおすすめです。
そこで今回は、京都市山科区にあるお寺のうち、特に散策におすすめの大乗寺についてご紹介します。
京都市山科区のおすすめ観光スポット「大乗寺」の基本情報
大乗寺は、京都市山科区北花山大峰町に位置する、法華宗のお寺です。
秋になると1300本以上の酔芙蓉という花が境内を埋め尽くすことから、「酔芙蓉の寺」という愛称で親しまれています。
文学とも深い結びつきを持ち、小倉百人一首の歌碑や日蓮上人の歌碑、京都市吟遊連盟の歌碑などが境内に設置されています。
大乗寺は山の中腹に位置し、参拝するためには急な坂道を上る必要があります。
道中はさまざまな種類の木々や花を楽しめるほか、境内には休憩所も併設しているため、豊かな自然とともに静かな時間を過ごすことができます。
●所在地:京都市山科区北花山大峰町38-1
●拝観時間:境内自由
●拝観料:境内無料
●アクセス:地下鉄東西線「御陵駅」下車徒歩約15分
●駐車場:なし
京都市山科区のおすすめ観光スポット「大乗寺」の見どころ
「酔芙蓉の寺」とも呼ばれる大乗寺の見どころは、なんといっても本堂を囲むように植えられた酔芙蓉の花です。
酔芙蓉はフヨウの花の一種で、9月中旬から10月頃に花をつけます。
八重咲のふっくらとした花弁は、早朝には薄紅、午後には桃色、その後徐々に色濃く、と一日でその色を変化させるため、まるで酒に酔ってほほを染める姿のようであることから酔芙蓉と名づけられました。
1995年に住職が吟詠会の友人より苗木を100株ほど譲り受けたことがはじまりで、その後境内の整地や挿し木により株は増え、現在は1300を超える酔芙蓉が参拝客を楽しませています。
このように群生している姿は珍しく、京都市だけでなく他府県からも酔芙蓉の花を楽しみにする参拝客が訪れます。
9月から10月には、酔芙蓉祭と称したお祭りが開催され、その後11月には紅葉祭が例年開かれており、はじめての方は初秋から秋にかけておすすめです。
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まとめ
今回は、京都市山科区に位置する大乗寺と、その魅力や見どころについてご紹介しました。
観光スポットとして楽しむだけでなく、周辺にお住まいであれば一年を通して散策を楽しめます。
散歩や花々の鑑賞を楽しむとともに、静かな時間を過ごすことができる大乗寺に一度足を運んでみてください。
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