新築で購入したマイホームも、築年数が経てばあちこちに不具合が生じてきます。
個別にリフォームする場合もあれば、大掛かりなリノベーションをするご家庭もありますが、いずれにしても費用や期間は気になるところです。
今回は、リフォームにかかる一般的な費用や期間と、どのような工事が補助金の対象になるのかについてご紹介します。
リフォームにかかる費用と期間の代表例
水回りの事例
キッチン・バス・トイレすべてを改修する場合で、キッチンの間取り変更など配管の移設を含む大規模工事であれば約3週間は必要でしょう。
またトイレだけなら全面改修でも3日あれば十分で、数時間で終わることも珍しくありません。
費用もトイレだけであれば、全面リフォームしても15万円くらいからが相場です。
そしてキッチンは配管を変えなければ、50万円くらいからリフォームできます。
水回りを一括で改修すると仕入れや工事が効率的におこなえるので、単体よりも安くなることが期待できますが、トータルすると200万円から300万円はかかるでしょう。
内装全般の事例
壁紙や天井クロスを張り替えるのであれば、2LDKで4日程度は必要です。
費用は壁紙の種類にもよりますが、6帖あたり5万円程度からと考えておきましょう。
また窓を複層ガラスに変える場合、窓枠の工事から始めるため半月以上はかかるでしょう。
大規模な改修工事になるので、窓枠1つの交換の相場が約10万円からになります。
内窓を追加する二重サッシであれば、費用は10万円以内で工事も1日か2日で終わります。
全面改修の事例
30坪規模の住宅で、工期は約3か月程度を要します。
外装工事を含めると、さらに半月から1か月はかかるでしょう。
全面改修の場合、多くは仮住まいが必要になるため費用も高くなります。
フルリフォームするとなると、最低でも500万円は必要でしょう。
リフォーム費用がかかっても安心~補助金の種類と申請期間~
リフォーム補助金を利用する場合は、工事着工前に申請しなければなりません。
補助金の申請は工事発注者がおこなうのが基本ですが、書類の準備や場合によっては代理申請を工事請負業者に依頼することもあります。
またリフォームの検討を始めたら、補助金についても業者に相談しておきましょう。
手すりの設置や床の段差解消など、介護のためのバリアフリー工事なら「介護保険制度」が利用できる可能性があります。
対象となる工事が細かく規定されているので、各自治体へ問い合わせるとよいでしょう。
省エネリフォームなら、2021(令和3)年10月中に工事請負契約をすれば「グリーン住宅ポイント」がもらえます。
リフォームの内容に応じて、最大60万円に相当するポイントが発行される制度です。
工事完了報告の時期など手続きには細かな期限が設けられているので、事前に申請スケジュールを確認しておく必要があります。
まとめ
リフォームは緊急を要する場合もあれば、じっくり時間をかけて費用対効果を検討する場合もあるでしょう。
どのような状況であれ、工事を決めるときには補助金制度を踏まえて検討するのがおすすめです。
制度をうまく利用して、安心で快適な住環境を手に入れたいですね。
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