親から実家を相続した場合、そのまま誰かが住み続けるか、賃貸物件として貸し出す、もしくは売却するといった選択肢があります。
しかし、いずれの方法を取るにしてもおこなわなければならないのが遺品整理と呼ばれる、いわゆる実家の片付けです。
しかし、荷物で溢れかえっている家も少なくはなく、何から手をつけたらいいのかわからない人もいるのではないでしょうか。
そこでここでは、誰が遺品整理をおこなうのか、またどのように片付けるのかの方法とコツについてご紹介します。
実家の片付けをする人は誰?遺品整理をおこなうべき人は相続人
実家を相続した場合には、相続人が実家の遺品整理をおこなうのが一般的です。
不動産を相続するということは、一般的に権利や義務を受け継ぐことになるということを念頭に置くとよいでしょう。
遺品整理は、売却活動や賃貸物件として貸し出す際に必要なだけでなく、相続した財産を把握するためにも必要なことです。
財産は、相続した不動産だけではありません。
財産のなかには、預貯金や現金、有価証券、骨董品などのプラスの財産のほかに、借入金や未払いの税金、クレジットカードの未決済分などマイナスの財産もあります。
遺産分割や相続税を算出するためには、これらの財産すべてを把握する必要があるため、実家の遺品整理は重要な作業です。
相続の承認および放棄の申告は、相続手続き開始から3か月以内におこなう必要があり、相続税も10か月以内に納税しなくてはならないため、できるだけ早く遺品整理をおこなうことをおすすめします。
相続した実家の片付け!膨大な量の遺品を整理する方法やコツとは?
通常の清掃業者に依頼するのが不安な場合、遺品整理の専門業者に依頼するのがおすすめです。
清掃業者と遺品整理業者の違いですが、ただ部屋をきれいに掃除してくれる清掃業者に対して、遺品整理業者は価値がありそうなものや大事なものかどうかを確認しながら片付けをしてくれることです。
また、少しでも費用を抑えたい場合は、不動産会社に依頼する方法もあります。
近年、相続による不動産の売却依頼は増加傾向にあるため、売却依頼をするにあたり、遺品整理をおこなってくれる不動産会社も増えています。
ただし、遺品整理の専門ではないため、安心して任せたい場合はやはり遺品整理専門の業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
相続した実家の遺品整理は、必要な作業です。
多少の費用がかかってもきちんと財産を把握するために、専門業者に依頼するなどして対処しましょう。
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