京都といえば、歴史的な神社仏閣や古き良き日本を感じさせる街並みなどが人気ですが、中心部を少し離れた山科区にもおすすめの名所が点在しています。
今回はそのうち、ゆったり静かな観光におすすめの人気名所を2か所ご紹介します。
市内中心部ほどお客さんの多いスポットではありませんが、大人の観光にいかがですか?
京都市山科区で人気の観光名所①牛尾山
京都市山科区と、隣の滋賀県大津市の境界には音羽山という山があり、その支峰のひとつが牛尾山です。
標高551メートルと山歩きにはちょうど良い高さであり、また山頂から琵琶湖が一望できることもあってハイキングに訪れる方が多い場所です。
また山の中程に、開山から1250年以上の歴史を持つ本山修験宗のお寺である法嚴寺(ほうごんじ)があり、通称・牛尾観音と呼ばれています。
この山歩きも牛尾観音へも散策できるのが、牛尾山ハイキングコース。
最寄り駅である京阪電鉄追分駅から牛尾観音まで、往復約7キロのコースで、日帰りハイキングが楽しめます。
牛尾山に差し掛かるまでのところでも、棚田など昔懐かしい里山の風景も体感でき、のんびりとした1日を過ごすにはぴったりです。
●所在地:京都市山科区小山地区
●定休日:無休
●最寄り駅:京阪電鉄京津線・追分駅
京都市山科区で人気の観光名所②栗原邸
関西モダニズム建築の代表作にもあげられる洋風建築です。
元々は、日本のモダニズム建築の先駆者の1人であり、大正から昭和初期にかけて京都で活躍した本野精吾が建築した鶴巻鶴一氏の邸宅ですが、現在は国の登録有形文化財に指定されています。
モダニズム建築といえば、一般的には機能性と合理性を追求したデザインで装飾性は排除されているものですが、こちらの栗原邸は玄関ポーチの円柱や、窓の作りなど、装飾的な造作が特徴です。
また邸宅の北側は琵琶湖疏水に面し、家の周囲を大きな庭木が囲むなど独特の静寂が感じられます。
現在の持ち主が次の継承者を探している最中の栗原邸。
時折一般公開されるようですが、普段は中に入れません。
近くにある天智天皇山科陵(御廟野古墳)と合わせて、ゆったりと散策されるのがおすすめです。
●所在地:京都市山科区御陵大岩17-2
●アクセス:京都市営地下鉄東西線・御陵駅2番出入口から北方面へ徒歩約10分
●駐車場:なし
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まとめ
今回は京都市山科区の隠れた名所である、牛尾山と栗原邸についてご紹介しました。
山科区は御陵や赤穂浪士の旧跡があるなど隠れた観光スポットです。
歴史好きの方は特にグッとくるのではないでしょうか。
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