ひとくちに住宅ローンといっても、その種類や利用方法は千差万別。
利用者それぞれの条件に適した住宅ローンの選択は、その後の返済にかかわる非常に重要な検討ポイントです。
ここでは、具体的な住宅ローンの種類とその選び方、金利などの種類について説明します。
住宅ローンの種類と選び方 民間ローンと「フラット35」
住宅ローンには、大きく分けて2つの種類が存在します。
ひとつは、勤務先での財形貯蓄を原資とした財形住宅融資や、自治体による公的ローン。
もうひとつが、銀行、生命保険会社、農協、ノンバンクなどが扱う民間ローンと呼ばれる商品です。
また、民間ローンのなかでも「提携ローン」と「非提携ローン」といった2つの種類に分かれます。
金融機関と不動産会社、または、金融機関と利用者の勤務先が提携する形で融資されるのが提携ローン。
それ以外が非提携ローンです。
それぞれ、商品の種類や扱う金融機関によって、金利や融資限度額などが異なります。
さらに、提携ローンの種類のひとつとして、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して融資をおこなう「フラット35」があります。
「フラット35」は、職業や勤続年数などに制限が少なく、保証人も不要のため、近年では利用される例も増えています。
ただし、購入する住宅の床面積や技術水準に一定の条件が定められていますので、その点には注意しましょう。
住宅ローンは、利用者個々の条件を検討し、自分に合った選び方をすることが大切です。
住宅ローンの種類と選び方 気になる金利タイプと返済方式の種類
住宅ローンの金利は「固定金利型」「固定金利選択型」「変動型」の3つの種類に分かれます。
●「固定金利型」
文字どおり、契約時の金利が返済終了まで続きます。
●「固定金利選択型」
一定期間(3・5・10年など)、金利タイプが固定されますが、各期間終了時点で変動型への変更も可能です。
●「変動型」
金融情勢の変化にともない、金利が変動していくタイプです。
また、返済方式にも「元利均等返済」と「元金均等返済」という2つのタイプがあります。
●「元利均等返済」
元金と利息を合わせた額を毎月一定にして返済します。
毎月の返済額が一定のため、返済計画を立てやすいというメリットがある一方「元金均等返済」に比べ、総返済額は大きくなります。
●「元金均等返済」
毎月一定の元金に利息を加えた額を返済する方式です。
「元利均等返済」に比べて元金を早く減らすことができ、総返済額をおさえることができますが、その分、元金が大きい初期の段階では返済の負担が重くなります。
まとめ
住宅ローンを組むにあたっては、種類や金利タイプの選び方には慎重さが必要とされます。
将来のさまざまな可能性まで考え、長い返済期間を見据えて、自分に合った住宅ローンのスタイルを選びましょう。
センチュリー21インサイトホームでは、山科区・伏見区の不動産情報を豊富に取り揃えております。
マイホームの購入をご検討の方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓