そろそろ周囲がマイホームを購入し始めたいと思っても、収入やローン返済時期などの都合で、ベストなタイミングはなかなか計れないものです。
その際にタイミングとして分かりやすいのが年齢ですが、実際にマイホームを購入するのは何歳頃が一般的なのでしょうか。
この記事ではマイホームの購入する年齢について平均や、それより早い人、遅い人の購入理由も交えて紹介していきます。
不動産を購入する平均年齢は何歳か
国土交通省が2017年に公表した「住宅市場動向調査報告書」によると、住宅を初めて購入する年齢は30代がもっとも多い結果となっています。
注文住宅、分譲住宅(戸建て・マンション)については30代に初めて購入する人が多く、中古住宅(戸建て・マンション)は40代が多い傾向です。
とりわけ注文住宅のついての内訳は30代48.1%、40代26.6%、30歳未満10.5%、50代8.8%、60歳以上5.5%でした。
ちなみに平均年齢は39.5歳です。
マイホーム購入の理由として、子どもの誕生・成長に伴う転居が挙げられます。
それまでの間取りでは窮屈になってしまい、購入を検討する人が少なくないようです。
そして30代で購入に踏み切るもう一つの大きな理由が住宅ローン。
住宅ローンの完済年齢は75歳~80歳が一般的です。
「住宅ローンといえば35年」という声もあるように、35年で借り入れた場合、75歳で完済に至るには40歳前後がリミット、余裕をもって30代のうちにと考え、購入に至るケースが多いです。
不動産を平均年齢より早めまたは遅めに購入した人は何歳?理由は?
平均こそ39.5歳ですが、それより早期に、または40代以降になってから購入した人も当然ながらいらっしゃいます。
20代で購入に至った理由はさまざまなものが挙げられますが、その一つとして「買い物・アクセスなど恵まれた立地の物件が見つかったから」があります。
一方30代前半で購入に至った方の理由は「第2子の妊娠に伴ってマンションから転居」、「長い目で見た場合に家賃を支払い続けるよりローンの方が得ではないかと思った」、「結婚を機に賃貸よりもいっそ家を購入してしまおうと考えた」が多いです。
30代後半~40代に購入に至った方の場合だと「住宅ローンのことを考えてぎりぎりのタイミングだったので」、「子供の小学校進学に応じて転校することのないように決めてしまいたかった」などがあります。
また、夫婦で年齢差が大きい場合も、年上の方の年齢に合わせて購入に踏み切ったケースがみられるようです。
他にも消費税増税による駆け込み需要など、世相による影響も購入に至る理由としてあります。
まとめ
家を買うタイミングは結婚・出産・子供の成長といった生活環境の変化や、住宅ローンの組めるタイミングなど、人それぞれ違うものの、そういったターニングポイントは30代の頃に多いです。
とはいえこれらは平均的なデータであり、収入や貯蓄、結婚のタイミングなどによって異なります。
マイホーム購入の際は無理のない返済計画を立てましょう。
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