自分の住んでいる場所の近くに観光地があれば、好きな時に立ち寄ってみることができるので、観光地に近い場所に住みたいという方は嬉しいですよね。
京都市にはたくさんの観光地があるので、一つの観光地にしぼらなくても、多くの観光地を楽しむこともできます。
山科区にある天智天皇山科陵は自然にあふれた場所となっており、歴史ある場所でもあります。
今回はそんな天智天皇山科陵について紹介していきます。
京都市山科区にある天智天皇山科陵の特徴
大化の改心を行った後の天智天皇である中大兄皇子は、多くの業績を残してきました。
京都市山科区御陵は、天智天皇山科陵が地名の由来とされていて、天皇の遺志によって山科に築かれ、現在は緑豊かな場所として京都市山科区の街並みの中に溶け込んでいます。
天智天皇山科陵は京都最古の天皇陵で、御廟野古墳とも呼ばれている八角墳です。
被葬者の断定ができていないことの多い陵ですが、天智天皇陵だけは被葬者が誰なのかが判明しています。
三条通りを滋賀県方面に向かって行くと、山科区内にあるJR東海道線の高架があるため、そこをくぐる手前辺りに御陵という地名があり、そこから天智天皇山科陵へ向かうことができます。
ただ、天智天皇山科陵を知っていないと素通りしてしまうこともあり、目立つ場所ではありません。
長い山道を進んで行くと天智天皇の陵墓があり、鳥居を過ぎると、うっそうとした森となっているので、通りの喧騒が遠のいた場所で静かな散策を楽しむことができます。
清涼感あふれる場所でもあるので、静かな所での散策や、落ち着いた気分で過ごしたい時にも天智天皇山科陵はおすすめの場所です。
天智天皇山科陵|山科疎水
天智天皇山科陵は緑にも囲まれた自然豊かな場所となっていますが、水のせせらぎが聞ける山科疎水という川もあります。
天智天皇山科陵の北側に流れており、四季によって景色を変えていくため、桜や菜の花を楽しめる春だけでなく、茜色に染まった紅葉も楽しむことができるため、季節ごとの景観を楽しみながらの散策ができます。
遊歩道の整備がされているので、小さなお子さんと一緒に散策をする場所としても安心して歩ける場所で、ゆるやかに流れていく疎水に心を癒されたいという時の散策としてもおすすめの場所です。
自然にあふれた場所だからこそ、野鳥が集まってくる場所となっているので、野鳥観察をしたい時にもぴったりな場所となっています。
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まとめ
四季折々の姿を見せてくれる天智天皇山科陵は、喧噪に包まれている通りから離れることができるので、ちょっとした散策だけでなく、自然に癒されたいという時にもおすすめのスポットです。
住んでいる場所の近くにこうした癒しのスポットや観光地などがあれば、荷物を整えて準備などをする必要もないので、すぐに足を運ぶことができ、気分転換もできますよ。
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