今回は不動産の埋設物について、どのような問題があるか、注意すべき点などについてご紹介します。
埋設物は絶対に取り除かなければいけないものなのでしょうか。
生活に支障がなければ、気にしなくてもよいのではないかと考える方もいますね。
しかし、売却が終わった後に、買い手からのクレームでトラブルになったらこまります。
トラブルを回避するためにどのように対処すべきか解説していきます。
売却不動産の埋設物~取り除く理由~
埋設物をそのまま埋めたままでも良いのではないかと思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし、埋設物の種類によっては埋めたままだと問題になる場合もあります。
よく挙げられる理由として、埋設物が埋まっていると地盤が緩くなる可能性があり、地震などの災害が発生した際に大きな被害をもたらす可能性があることです。
万が一のことが起こったときのことを考えると大きな問題ですね。
そして、埋設物によっては、汚染されているものもあるかもしれません。
不衛生な埋設物は、近隣住民に健康被害をもたらす可能性もあります。
土の中に、汚染されたものが埋まっていたら、住民は気持ち良くすごすことはできないものです。
また、買い手が不動産を購入したあとに、何かの理由で家の工事が必要になり、地面に穴を掘ったら埋設物が出てきて工事がすすめられないなどということも考えられます。
その場合は買い手に多大な迷惑をかけることになりますので、このような事態は避けなければなりません。
売却不動産の埋設物~買い手とのトラブル~
後々金銭的なトラブルなどが起こることは避けるべきでしょう。
埋設物を買い手が見つけてしまった際には買い手と売り手の間でトラブルを引き起こす可能性があります。
このようなケースで買い手から多額の賠償金を請求されるというケースは実際にありますので充分に注意しましょう。
地中に埋設物があるか、チェックすることは可能です。
確認後、必要であれば取り除いて、その旨を買い手に伝えることが大事です。
また、水道管が既に通っている場合は撤去する必要はありませんが、老朽化している場合には破損する可能性があるので、新しいものに取り換える工事をする必要があります。
取り除く必要のない埋設物もありますので、その場合は埋設したままである理由も含めて買い手に共有しましょう。
未然にトラブルを防ぐためには、細かな土地の情報を伝え、信頼関係を築くことが大切です。
まとめ
埋設物を処理しなければいけない理由や、埋設物に関わるトラブルやその対処法などについてみてきました。
地中のことで、目に見えないからといって気付かずに売却して後々問題になるようなことは防がなければなりません。
埋設物の問題は金銭的なトラブルをも招きかねないところです。
このようなトラブルは売り手の信頼に大きく影響しますので、埋設物など土地の情報は細かく買い手に知らせましょう。
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