住まいの購入を検討されている方のうち、住宅ローンを月々支払っていくことに不安を覚える方も多いでしょう。
実は住宅ローンの返済方法には、定額を月に一度支払う「毎月払い」のほか、ボーナスなどの臨時収入時に増額して返済する「ボーナス併用払い」があります。
そこで今回は、住宅ローンを活用した住まいの購入を検討される方に向けて、ボーナス併用払いのメリットとデメリットについてご紹介します。
住宅ローンのお得な返済方法?ボーナス払いのメリットとは
住宅ローンのボーナス払いとは、月々の支払いのほかに、ボーナスが出た際は増額して返済する方法を指します。
年に2回、半年に一度、返済額の30%~50%をボーナスから支払う形が一般的です。
ボーナス払いを利用する最大のメリットは、月々の返済額を最小限に抑えられる点にあります。
そのため、毎月の出費を抑えたい方、住宅ローン以外のローン返済がある方にとっては、月々の生活にかかる負担を軽減できる方法と言えるでしょう。
さらに、毎月の支払いに加え半年に一度大きな額の返済が可能であるため、返済期間が毎月払いのケースより短く済む点もメリットの一つです。
計画的に活用すべき住宅ローンの返済方法?ボーナス払いのデメリット
利子の支払い負担が増大する
ボーナス払いを活用することで利子支払いの負担が大きくなる、というデメリットがあります。
返済期間自体は短くなりますが、支払いの頻度が半年に一度であるため、12月中10か月分は支払いをしていないことになり、その分利子が大きくなるという仕組みです。
これにより、返済総額が毎月払いよりも大きくなり、金利負担がかかってしまう点には気を付ける必要があります。
ボーナス支給額の変動
勤務先から支給されるボーナスの額が一定でない、もしくは支給されない可能性があるなどといった場合、支払いの安定性に欠けるため、注意が必要です。
景気の変動や、社会情勢による会社の業績悪化などによって、ボーナスのカットや不支給が起こる可能性は無いとは言い切れません。
こうした場合は、事前に貯蓄していた分で埋め合わせたり、返済方法を変更したりするなどの対応が求められます。
まとめ
今回は、住宅ローンを活用した住まいの購入を検討される方に向けて、ボーナス併用払いのメリットとデメリットについてご紹介しました。
住宅ローンの返済は、その額が大きいことから、一度計画が崩れてしまうと、最悪の場合住まいを手放すことを強いられる可能性まであるため、注意が必要です。
事前に家計や貯蓄、月々の収支を把握しておくことが、失敗しない返済計画に重要なポイントでしょう。
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