親族からの遺産分割などで相続した不動産を放置していませんか?
誰も居住していない状態のまま放置しておくと、損するだけでなく建物の価値も下がってしまいます。
遺産相続した一戸建てやマンションはどのように管理するのが得なのか調べておきましょう。
相続した不動産を放置したままでいた場合の問題点
相続した物件は建物の劣化を避けるために放置したほうが良いのでは?と考えるかたが多いですが、実際には放置することが大きな劣化につながります。
冷暖房による除湿や空気の入れ換えを怠るのでカビの発生や建物の素材の劣化が早まり、不動産としての価値が大幅に下がってしまうのです。
さらに大きな問題として把握してほしいのは、放置して住んでいない家でも「固定資産税」が発生することです。
所有している一戸建てやマンションの評価額を元に算出される金額を毎年納めるのは、物件の評価額によっては大きな負担になるので、遺産分割する際は早急に下調べすることをおすすめします。
他にも「不動産登記」や「相続税」など物件によって手続きが変わり、何もしないまま放置すると問題が山積みになるので、詳しくは専門家へ問い合わせると安心です。
相続した家は放置せず不動産登記しておくことが大切です
遺産を相続して最初にやるべき手続きのひとつと言っても過言ではないのは「不動産登記」です。
不動産登記とは法務局が管理する書類に所有者として住所と名前、物件の所在地や面積を登録することをいい、登記することにより所有権を主張できるメリットがあります。
物件の売買に関する所有権や、賃貸として貸した場合の乗っ取り問題などのトラブルは、登記している名義人の主張が優先され、解決が早くなります。
なお、所有権を取得してから1か月以内に手続きをしなければ「未登記」扱いになり、10万円以下の過料が発生するので忘れずに手続きをしてください。
この手続きは自分で法務局へ出向きおこなうことも可能ですが、必要な書類や専門的な手続きが多いので、専門知識を持っている司法書士に依頼することをおすすめします。
まとめ
●遺産相続した物件は放置せず必要な手続きをすることが大事
●固定資産税や相続税などの支出を踏まえて物件を受け継ぐか検討する
●居住する人がいない場合は早めの売却や賃貸の相談をする
今まで知らなかったキーワードが多くて不安になったかたも多いと思いますが、知らないまま損をすると、大切な遺産が台無しになります。
この機会に司法書士や不動産会社と相談して、家族が困らないようにしっかりした計画を立ててください。
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